6年間で育てたい生徒像

6年間で育てるのは、
自分の人生を自分の言葉で選ぶ力。

吉祥寺湧水中学校・高等学校は湧水リベラルアーツを軸に、
協働的な学びと個別最適な学びを組み合わせながら、
一人ひとりが自分の考え方の軸を育てていく6年間を設計しています。

偏差値や進学実績は、もちろん大切です。
一方で、それだけで子どもの未来を語りきれない時代になりました。

これからの社会で必要なのは、知識を持つことだけではなく、自分で問いを持ち、他者と学び合い、自分はどう生きたいのかを考え、選び、引き受けていく力です。

私たちが6年間を通して育てたいのは、自分の人生を、自分の言葉で説明できる生徒です。そのために本校では、学校全体の学びを3つの軸で設計しています。

自分の人生を自分の言葉で選ぶ力。湧水教育3つの軸・湧水リベラルアーツ・協働的な学び(アクティブラーニング)・個別最適な学び自分の人生を自分の言葉で選ぶ力。湧水教育3つの軸

教育の軸

教育の軸 1 「湧水リベラルアーツ」

多様な世界に出会い、
自分の軸を育てる。
それが、湧水リベラルアーツです。

リベラルアーツを、本校では「学問を幅広く学ぶこと」だけだとは考えていません。
大人との出会い。友人との対話。キャリア体験。課外活動。部活動。授業の中での問い。
学校の外での挑戦。そうした多様な経験を通して、自分とは違う価値観や世界に触れ、
自分自身を相対化し、自分なりの考え方の軸を育てていくこと。
それが、吉祥寺湧水が考える「湧水リベラルアーツ」です。

AI時代だからこそ、一つの専門性だけではなく、何を問い、何を選び、何を大切にして生きるのかを考える力が、これまで以上に重要になります。
知識を持つことは大切です。けれど、知識だけでは、人生の選択や迷いに答えは出ません。自分とは異なる価値観に出会う。その中で、自分の見方の癖や強みに気づく。物事を一つの正解ではなく、複眼的に見る。その積み重ねが、自分の考え方の軸になります。その軸は、進路を選ぶときにも、失敗したあとに立ち上がるときにも、自分で決めて前に進む力になります。

湧水リベラルアーツ
8つの花びら

出会うことで、視野が広がる。
考えることで、自分が見えてくる。
選ぶことで、人生が自分のものになる。

メタ認知力・課題発見力・協働的創造力・論理的思考・美的共鳴・倫理観・言語力・自己表現力メタ認知力・課題発見力・協働的創造力・論理的思考・美的共鳴・倫理観・言語力・自己表現力

教育の軸 2 「協働的な学び」

違う考えに出会うから、
自分の考えが深くなる。

社会に出れば、自分と同じ考えの人だけで物事は進みません。
だから学校でも、違いの中で考え、違いを認める経験を大切にします。

本校の協働的な学びは、ただ仲良く話し合う授業ではありません。
問いを立てる。意見が食い違う。すぐには納得できない。それでも、相手の考えに耳を傾けながら、自分の考えを深めていく。
そうした学びの中で、論理的に考える力、自分の意見を言葉にする力、他者と違いを持ったまま対話する力、倫理観や美意識も含めた人間としての判断力が育っていきます。
正解を当てにいくのではなく、自分なりの問いと答えを育てていく。そのために、授業も空間も、一斉に前を向くだけの学校にはしていません。
子どもたちは、人と学ぶ中で、一人では辿り着けなかった自分に出会っていきます。

協働的な学びが、自分の考えを育てる STEP1 考える・STEP2 交わる・STEP3 深まる協働的な学びが、自分の考えを育てる STEP1 考える・STEP2 交わる・STEP3 深まる

教育の軸 3 「個別最適な学び」

一人ひとりに合わせて支えるから、
一人ひとりが伸びていける。

子どもの得意も、苦手も、理解のスピードも、心の状態も同じではありません。
だから本校では、一律ではなく、一人ひとりに合った学びを設計します。

本校では、AIを活用しながら、生徒一人ひとりの理解度や課題、コンディションに合わせた支援を行います。

AI通知表。AIオンデマンド予備校。生徒コンディションサーベイ。
これらは、便利な仕組みを増やすためではありません。子どもが置いていかれず、得意を伸ばし、自分のペースで前に進めるようにするための仕組みです。

ただし、AIはあくまで補助です。最後に子どもを見て、意味づけし、励まし、次の一歩を一緒に考えるのは教員です。

基礎学力をしっかり支えながら、対話や挑戦に向かう余白も生み出していく。
個別最適な学びは、本校の学び全体を支える土台です。

1人ひとりに合わせた学びの支援システム MIRAIs:学力支援・コンディション把握→次の一歩の提案1人ひとりに合わせた学びの支援システム MIRAIs:学力支援・コンディション把握→次の一歩の提案

社会との接点

出会いを、
偶然で終わらせない。

10代で、誰と出会い、何を見て、何を体験するか。
それは、その後の人生に大きく影響します。
だから本校では、学校の外との接点も学びとして設計します。

地域。企業。大学。専門学校。社会で働く大人たち。
本校では、多様な人や世界と出会う機会を、偶然に任せるのではなく、学びとして設計していきます。
授業だけでは見えなかった自分の興味に気づく。話を聞くだけではなく、企画し、動き、失敗し、やり直す。仲間や外部の大人と一緒に一つのものをつくる。
そうした経験は、将来の進路を決めるためだけではなく、自分は何に惹かれ、どんな場で力を発揮できるのかを知る機会になります。

この学校では、出会いそのものが学びです。

本物の社会との接点が、学びの意味を変える 出会う→体験する→気づく→広がる 本校の学びは、学校の中だけで完結しない。社会の第一線にいる人や現場と出会うことで、生徒は自分の関心や可能性を広げていく。

好きや得意に出会う場も、学びとして再設計する。

学びは、教室の中だけでは完結しません。
スポーツも、文化活動も、自分を知り、仲間と関わり、挑戦する大切な学びの場です。

本校では、課外活動や部活動も、単なる所属や実績のための場ではなく、
自分の「好き」や「得意」や「違和感」に出会う機会として再設計していきます。

中学段階では、一つに早く絞るのではなく、さまざまなスポーツや文化活動に触れながら、自分の身体や感覚、自分らしさを知る時間を大切にします。

また、今ない部活動も、生徒の「やってみたい」をかたちにしていく機会も広げていきます。

勝つことだけで終わらせない。続けることだけを目的にしない。経験そのものが、自分の人生を豊かに彩る材料になる。課外活動や部活動もまた、湧水リベラルアーツの一部です。

※課外活動・部活動の詳細制度は、今後順次公開予定です。

進学の先まで見すえて、
育てたい力

大学合格は、ゴールではありません。
その先の人生を、自分で歩いていけるかどうか。
私たちが本当に大切にしているのは、そこです。

この6年間で生徒たちに積み重ねてほしいのは、
答えのない問いに向き合うこと。人と違う意見に出会い、
自分の考えを深めること。失敗しても立ち止まりすぎず、もう一度選び直すことです。

その先に育てたいのは、自分の人生を、自分らしく表現し、人生を選んでいく力です。

自分は何を大切にしたいのか。
どんなことに心が動くのか。
どんな社会と関わっていきたいのか。

それを自分なりの軸で捉えられれば、
進路は、単なる合否ではなくなります。
人生は、誰かに決められるものではなくなります。

吉祥寺湧水中学校・高等学校は、
生徒がそうした力を身につけて卒業していく6年間を目指しています。